沈みゆく日本。高度経済成長からのバブル崩壊、30年の停滞期を経てかつて世界を圧倒した日本の二次産業は、円高時代に現地生産移行し空洞化、国際競争力は大幅に低下しています。その結果貿易黒字は年々減少、インターネット時代になりサービス収支は赤字、円安が進行しています。国家財政も、高齢化による社会福祉費の増大や、目先の人気取りのばらまきなどで毎年赤字、その累積額（債務残高）はGDP比2.5倍で世界一です。
社会面では、地方の人口減少＆過疎化と共に郊外型大型ショッピングセンターの進出で地域の商店街はシャッター化し、都市部は人口減少期にタワマンが建設ラッシュ、全国の空室率は16%を超えています。社会インフラの老朽化、採算悪化からバス路線などの廃止が相次いでいます。
こうした課題ばかりの日本ですが、再度輝く日本を取り戻すためには、私たち国民自身が、目先の損得にとらわれずに、高い視座、広い視野から真の課題を認識し、それを争点とし、政党・候補者を選ぶ、場合によっては入り込むことで正しい方向に誘導する必要があります。
本サイトはそうした争点になりうる重要度の高い課題と解決策を、既成概念、タブーをとっぱらい、かなり極端（Extreme）な形であえて発信します。論点を際立たせるため、できるだけコンセプトに特化することを心がけます。まずは荒削りなものからスタートし、ダイアローグを通して、他考慮点の取り込み、整合、よりよい政策にアップデートしていければと思います。良い面、悪い面、改善点、別のアプローチなど、皆さんの周りで議論のタネになればと思います。
残存課題は簡単に解決できるものではなく、前提知識や捉え方などから、全体としての合意形成が困難、自身の思う方向と違うケースもあるかと思います。そんな時は、あなた自身の考えとして育てていただければと思います。重要な課題が話題に上がらないことが一番危険であり、いろいろな議論が動くことが重要です。
政治は、選挙で勝ち、自身のポジションを維持することに終始しがちです。目先の選挙に勝つことを第一に、中長期的な課題よりも、現時点での人気取り、他の政党・候補者の糾弾にて関心を集めることに終始しています。大衆に正しい情報を伝える意義があるメディアも、誰もが情報発信可能となったことで競争にさらされ、本質的な話題よりもキャッチーな話題に終始しがちです。私たちがそうした情報に踊らされると、日本の真の課題にむけた話題ではなく、ちょっとした使途不明金などの話題が争点となり、政府の重要な時間を瑣末な問題に割く不本意な政治が続いてしまいます。
政府が毎年コントロールしている金額は100兆円、バランスシートで1400兆円です。個々の重要課題はいずれも兆円規模であり、これら課題にちゃんと向き合い解決していくことが重要です。
本サイトは、この事態打開に向けて、ちょっとしたナッジとなればと思っています。本質的な話題をあげ、皆で考え、他の国民にも発信していくことで最終的に国民全体の視座の上げ、より良い日本に向けた大きなムーブメントになることを目指します。リンク、転載のみならず、全体でなくても少しても良いと思う箇所があれば自分の意見に取り込み、機会があれば発信する、提言する、立候補する、民間として活動するなど広げて頂ければと思います。。キュレーターの方は、もしスペースが余った際には、ちょっとしたスパイスとして隅っこに組み込んでいただけると幸いです。
全ては日本が手遅れになる前に、真の課題に向き合い、再び輝きを取り戻すために・・・
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